2023年07月21日

『鍵盤に指を置くとき』が「河北新報」(7/9付)、「読売新聞」(5/29付)にて書評されました‼

『鍵盤に指を置くとき』が「河北新報」(7/9付)、「読売新聞」(5/29付)にて書評されました‼

「人間の愚行を耳にすることの多い昨今、人のぬくもりの大切さを伝えるこの言葉が胸に響く。また、人間という生き物がかくも尊く、光ある可能性を秘めていることを教えてくれる」(「河北新報」7月9日付より 評者:小野光子)

「様々な比喩を使い、その感覚を読者に伝えようとする著者の気持ちが痛いほど伝わってくる。そして、トゥレットは、知れば知るほど面白い。症状に振り回される著者の葛藤を通して、感情が大きく動く。病気を面白がるなんて失礼なのかもしれないけれど、知らないよりは絶対にマシだ。どんな不謹慎も責任を持って面白がれる。読むという行為には、そんな不思議な力がある。だからこそ、読んでトゥレットを知って欲しい。」(「読売新聞」5/29付より。評者:尾崎世界観)