2018年11月13日
ホッとしてはいられない
決算は黒字となり、銀行などの金融機関からみて、格付けを下げられるような事態は避けられた。
ただ、「これは避けられただけなのかもしれない…」という思いに、今日会社のトイレの便器に腰掛けながら、ふと思った。
会社の通帳を見ると、それなりに金はあるのだが、当たり前だが、毎月銀行への返済と、様々な支払いがあるので、あるなあ、と思うとすぐに減る。そして売上の入金が入ってまた溜まる。
だがしかし…この売上が常に一定額、必ず入るわけではない。思いがけず新刊が出ない、思いがけず売れなかった。
さらに思いがけず販管費の出費が嵩んだ。
というようなことがあると、入金は減り、出金は多くなり、いっきに会社の預貯金は減るのである。
考えてだけでも恐ろしい。
考えたくない……。
はやくヒット作を出したい。
この記事の執筆・監修者
春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。