メディアミックス
小さい出版社ながらも角川書店みたいにメディアミックスプロジェクト(勝手に命名)にトライします。
メディアミックスプロジェクトとしては昨年の映画『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(弊社からは、この映画の参考になった本『フリッツ・バウアー』を翻訳刊行しました)に続いて2度目の挑戦!
今回も映画配給会社さんと組んで、最初から関わらせていただき、映画が始まるまでのワクワク感も共有できて楽しくも緊張感ありまくりの進行です。
今回もフリッツ・バウアーの時の配給会社のクロックワークスと組まれていたアルバトロスさんと組んでのメディアミックスです。
今回は、花伝社の山口さんに紹介していただいたドイツの戯曲などの翻訳をされている大川珠季さんにお願いしました。
映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』
2019年5月17日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開!!
監督は『『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』と同じラース・クラウメさんです。昨年のドイツ映画祭では、放映後のコーナーで直接質問させていただき、その後も直接お会いさせていただきました(ドイツ語できたら、もっと盛り上がれてたのに…悔しい)。
以下あらすじをちょこっと引用
「舞台は1956年、東西冷戦下の東ドイツ。列車に乗って西ベルリンの映画館に訪れた主人公のテオとクルトは、ハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を偶然目の当たりにする。クラスの中心的な存在である2人は、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行。それは、自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。」
https://www.fashion-press.net/news/45725
ほか、映画のあらすじは上記のサイトをご覧ください
なんと東ドイツのとある高校の一クラスのほぼ全員が、ハンガリーの民衆蜂起に触発されて西ドイツへ亡命するという実話をもとにした映画です。
弊社で翻訳中の原作本は、映画公開に合わせて刊行予定!
よろしくお願いいたします。
この記事の執筆・監修者
春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。