社長になって1年…
日、4月26日で、社長になって1年経ちます。
怒涛の日々でした。決して誇張ではなく、怒涛の日々でした。
なんとか会社を潰さなくて済んだこと、まずはそれだけでホッとしてます。
たった1年ぐらいで大袈裟と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1996年に日経新聞が出したデータでは、会社の生存率は下記になるそうです。
企業生存率
1年後に60%
3年後に38%
5年後に15%
10年後は5%
(出典:企業生存率のウソ?ホント?https://www.strategicprofits.jp/blog/archives/800/)
なんと10年後には95%の会社が倒産、もしくは廃業しているということになります。
「そんなバカな」と思う方が多いですが、この数字は、一人で立ち上げた小さな会社もすべて含まれていて、利益率が低くて日本全国で、毎日のようにバンバン潰れているという飲食店や、一人で立ち上げたけども全く儲からなくてすぐ廃業した会社も含むので、調べたら本当の数字だったという話はよく聞きますし、ネットでも調べた人が調査結果を書いているのをよく見かけます。やはりこの数字はリアルな数字らしいです。
リアリティを感じないのは、誰もが知っている上場するほどの大きな会社では、さすがに10年後でもそれほど潰れずに残っているというデータもあるので、やはりたくさん潰れているのは、立ち上げた段階では資本力も知名度もない、無名の人間たちが少人数で立ち上げた中小零細企業がほとんどだと思われます。弊社もそんな会社だと思います(まあでも、それを言ったら稲盛和夫の京セラも、孫正義のソフトバンクも最初はそういう会社だったと思いますが、一度上場するほど大きくなれば潰れにくい、という意味ですね)。
ということで、1年生き延びたので、まずは60%に入れたということでしょうか。やったね^_^
ただ弊社、会社自体は、1代目が4年前に起業した会社なので、そう考えると我が社自体はもう30%ぐらいの生き残りに入っているとも言えます。
すごい!えらいじゃんアルファベータブックス!
とはいえ、まだまだ全然安心できるほどの資金の積み上げもなく(1億円ぐらい会社にお金を積み上げられて、やっと本当に後顧の憂いなく安心して経営して行けるレベルになると、本気で思います)、まだまだ苦しくて長い旅路は続くのでしょう。
いつまで身体が持つのかが心配ですが、身体のケアも長期戦になる以上は、やっていかなくてはなりませんね。そろそろジム通いも再開したい。
まずは自分に「1年お疲れ様でした」と言ってあげたいです。
この記事の執筆・監修者
春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。