2019年10月30日

繰越利益剰余金

いよいよ9月末決算の数字を明日と明後日の2日がかりで顧問税理士と詰める作業を開始。

昨年は、そんな大事なときに健康診断で飲んだバリウムがちゃんと排出されなくて腸が詰まって激痛に襲われ、救急車で運ばれた病院で、顧問税理士とやりとりした記憶が蘇る。

この一年間の成果を数字に移し替える一年の総決算作業、今年はだいぶ良くなったはずなので、ワクワクしますが、心の何処かで、「良いと思ってら、全然良くなくて絶望している自分の姿」を思い描いたりして、なんか落ち着きません。

決算の数字が良くないと、今後の銀行との融資の交渉もしずらくなるし、結果的に資金繰りに影響するので、ここ非常に重要です。
よく税金払いたくないから無理やり金使って利益を減らす経営者がいますが、弊社は資本金も少ないので、ちゃんと利益を出して、繰越利益剰余金を増やしていかないと、もし急激な売上減、赤字となったときに、すぐに債務超過に陥りますので、税金はなるべく減らしたいけど、きっちり払って、繰越利益剰余金を増やすことも重要です。

さすがに債務超過した、零細企業に銀行は金貸さないから。まあ、不動産持ってたり、本の売り上げ以外の定期収入がある経営者は大丈夫ですが、僕にはそんなもの無いので。


この記事の執筆・監修者

春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。