2022年03月22日

大企業ともわたりあえる会社に

弊社のような小さな会社でも、仕事をしていれば時々、一部上場レベルの大企業と仕事をしないといけないことが多々ありますが、企業やその企業の担当者にから、時々信じられないほどの扱いをされることがあります。

そういった企業や担当者は、大きな大企業の看板を持っているので、平気で失礼な対応を、余裕でしてきます。こちらは世間的にも無名の吹けば飛ぶような町工場よりも小さな社員二人の零細ですから、その担当者から見れば、私の肩書きが「代表取締役」だとしても、たぶん大手企業の係長以下の価値しかない相手なのでしょう。弊社が請け負う仕事の売上規模は、たしかに大企業からしたら、やってもやらなくても大して影響がないし、弊社の仕事が無くなっても困らない、ビジネス的にはそんなもんだろうということも私は当然分かってはいますが。

こんな時に、かつて働いた小さな会社(弊社よりは大きいですが)の営業部長時代に味わった、数々の辛酸を舐めながらの営業体験が生きてくるような気がします。
もし私が、かつて大企業の営業部長だったら、たぶん独立して看板が小さくなってから味わう屈辱には耐えられないと思います。プライドが持ちませんから。

とはいえ、今でも耐え難いことは多々あります。そんな時にかつて見たドラマの『下町ロケット』で、中小企業がその技術力で、大手企業にギャフンと言わせる場面を思い出して、私もそれだけのことができる、大手とも渡り合えるような小さくても負けない会社にしたいと思うわけです。

私はこの三上博史主演のドラマの方が好きです。阿部寛主演のも良かったですが、やっぱりこっちかな。


この記事の執筆・監修者

春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。