2023年11月29日

コンビニではもう雑誌も本も赤字の商品になってしまったのか

コンビニでは、雑誌も書籍も売れていない、という話は随分前から聞いていたが、それでもそれなりに書店が近くにない地域では売れていたはず……と思っていたら、そんなことは無かったのかもしれない。
取次会社(本を出版社から仕入れて書店やコンビニに卸したり、書店から出版社にきた注文を書店に卸す会社)の二台巨頭(今や日本にはトーハンと日販の2社しか大きな取次会社は存在しない。中堅の取次会社はこの10年で次々と倒産か廃業してしまった)のうちの一社の日販がコンビニに雑誌や本を卸す事業から撤退するというニュースが流れている。

この記事の売上高推移を見ていて衝撃だったのが、我が社が創業した2014年と比べても、まだ10年も経ってないのに、売上は半減!?それ以下?になってしまっているほど。ここまで酷いは思っていなかった。

衝撃が走る……


この記事の執筆・監修者

春日俊一(かすが・しゅんいち)
株式会社アルファベータブックス代表取締役。埼玉県生まれ。
若い頃はシンガーソングライターを目指しながらフリーター。その後、書店員、IT企業、出版社の営業部を渡り歩いたのち、2016年にアルファベータブックスに入社。2018年に事業承継して代表取締役に就任。